「どしゃブル」は、土砂災害のリスクを評価・可視化するための情報提供サービスおよびツールです。
主に「どしゃブル雨量指数」を活用し、土砂災害が発生する可能性を分かりやすく示すことで、防災・減災に役立つ情報を提供しています。
このサービスは、パシフィックコンサルタンツ株式会社が開発し、自治体や企業、一般の人々が利用できるよう設計されています。
どしゃブルの特徴と機能
- 土砂災害リスクの見える化
土砂災害が発生するような強い雨がどれくらいの頻度で降るかを、全国一律の指標で評価します。これにより、平時から潜在的なリスクを把握できます。 - 地形と降雨データの統合分析
土砂災害警戒区域だけでなく、山間部や指定されていない地域も対象に含め、地形と降雨データを組み合わせてリスクを評価します。 - リアルタイム情報提供
アプリ版では、現在地や登録地点の降雨状況や土砂災害リスクをリアルタイムで確認可能。避難所情報も表示され、安全な行動をサポートします。 - 幅広い用途
自治体や企業が防災計画を立てる際にも活用されており、個人ユーザーも自宅周辺や旅行先の安全確認に利用できます。
どしゃブル雨量指数とは？
この指数は、大雨による土砂災害発生の可能性を数値化したものです。気象庁のデータを基に解析され、以下のような特徴があります：
- 2006年から2021年までの15年間の降雨データを分析。
- 土砂災害が起きる可能性が高まる閾値を設定し、それに応じてリスクを色分け表示。
どしゃブルの利便性
「どしゃブル」はアプリとしても提供されており、スマートフォンで簡単にご利用できます。
- 地図上で降雨強度や土砂災害リスクを色分け表示。
- 過去3時間分の降雨データや60分先までの予測降雨情報を確認可能。
- 指定緊急避難場所や避難所情報も表示。
防災への活用
梅雨や秋雨など大雨が多い時期には、自分の住む地域や現在地のリスクを確認し、安全な行動を取るために非常に役立ちます。
また、自治体や企業が防災計画を立てる際にも重要なツールとして活用されています。
「どしゃブル」を利用して、日頃から防災意識を高め、大切な命と財産を守りましょう。