参加者の声

インフラの専門家が見た被災地の現状と復興への歩み

建設コンサルタンツ協会 近畿支部 インフラメンテナンス研究委員会 橋梁分科会

この度は、私たちの専門分野である橋梁やインフラを中心に、被災地の現状を深く学ぶための特別なツアーを組んでいただき、心より感謝申し上げます。

机上の知識だけでは決して得られない、「自分の目で見て現実を知ること」がいかに重要であるかを、今回の視察で改めて痛感いたしました。液状化で沈下した地盤、津波によって上部工がずれてしまった橋梁など、地元を深く知るガイドの方ならではのご案内でなければ、決して見ることのできない場所を訪れることができ、大変貴重な体験となりました。

災害の生々しい爪痕を目の当たりにし、人々の生活を支えるインフラの重要性を再認識すると同時に、家屋の倒壊状況から耐震補強の必要性を改めて学びました。

特に印象に残っているのは、地元の方々から直接お聞きした力強い体験談と、困難な状況の中でも前向きに進むツアーガイドのお二人のパワフルな姿です。また、仮設住宅の進化や、地域の歴史を未来へ繋ぐための瓦の保存といった復興への具体的な取り組みにも深く感銘を受けました。

今回得られた学びは、私たちの今後の業務に必ず活かされるものと確信しております。この研修プログラムは、私たちと同じ建設コンサルタントや土木に携わる方々にとって、防災やインフラのあり方を考える上で、特におすすめしたい内容です。

能登の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。

(リブート珠洲撮影参考写真)


この度は、リブート珠洲の防災研修プログラムにご参加いただき、誠にありがとうございました。また、専門的な視点からの心のこもったご感想をお寄せいただき、スタッフ一同、大変励みになっております。

皆様のようなインフラの専門家の方々に被災地の現状を真摯に受け止めていただけたこと、そして「再び珠洲を訪れたい」とのお言葉をいただけたことを、何よりも嬉しく思います。
皆様からいただいた貴重なご意見は、私たちの活動の大きな力となります。

能登の復興が進む姿を、ぜひまた見にいらしてください。心よりお待ちしております。

リブート珠洲 スタッフ一同

もっと見る