大阪から摂南大学の住環境デザイン学科の皆さんが復興支援ツアーにご参加されました。
私たちは大阪から珠洲市を訪れ、復興支援ツアーに参加しました。今回の訪問のきっかけは、珠洲市の現状に興味を持ったことや、南海トラフ地震に備えた防災活動への関心からでした。震災の影響を現地で確認することで、自分たちの防災対策やマニュアルに活かしたいという思いもありました。
ツアーでは、実際に地元の住民の方々がどのように災害に直面したのか、そしてどのように復興に向けて歩んでいるのかを直接聞くことができ、非常に貴重な経験となりました。ニュースやSNSで知っていた内容とは異なる現地のリアルな姿を、自分の目で確認することがどれほど重要かを実感しました。
また、ガイドさんの説明は非常に丁寧で、質問にも的確に答えていただきました。お話の中には、倒壊した建物や地盤沈下の原因、耐震補強の大切さなど、普段の生活では触れない専門的な情報も含まれており、震災をより深く理解することができました。
特に印象的だったのは見附島の崩壊や復興作業の風景で、これらは写真や映像だけでは伝わらない迫力がありました。私たちは、このツアーで震災を「自分ごと」として捉え、防災意識が大きく変わりました。
このツアーは、災害教育プログラムとしても貴重で、珠洲市でしか得られない現地の空気感や学びが詰まっています。観光とは一味違う学びのガイドツアーを通じて、災害への意識が変わるきっかけを得られます。
また、私たちのように参加者の専門分野に合わせたオプションも可能と伺いましたので、ぜひ再訪を考えています。震災を自分の目で見ることで、防災対策も変わることと思います。
この度は、リブート珠洲の復興支援ツアーにご参加いただき、誠にありがとうございました。皆様が珠洲市の現状や震災の影響を真剣に学んでくださったこと、大変うれしく思います。地元住民やガイドの経験を通じて、少しでも震災への理解や防災意識が高まるお手伝いができたのなら幸いです。また、再び珠洲市を訪れる機会がありましたら、心よりお待ちしております。