参加者の声

能登地震後の現地を訪れて感じた現実と課題

和歌山から参加したフルヤ様が語る珠洲復興支援ツアーの感想

和歌山からツアーに参加されたフルヤ様。リブート珠洲の復興支援ツアーに参加して

ツアーご参加日:
2024-08-16

ツアーのご感想:
「 百聞は一見に如かず 」 とはこのことを言うのだと思いました。
能登半島地震が発生する約2か月前に能登半島の主に海沿いを一周したこともあり、震災後の様子がずっと気になっていました。
 こちらの意思で被災地に見学に行くことには何となく抵抗があったのですが、被災地のリブート珠洲さんが企画してくださったお陰で、躊躇することなく現地に赴き、貴重な見聞をさせていただくことができました。
 人の命を奪い、そして長年かかって築いて来た大切な財産が、一瞬にしてゴミになってしまう、残酷で悲しくて情けなくて悔しいこの現状は、南海トラフ巨大地震・津波の発生で甚大な被害をもたらすことが予想されている和歌山県で暮らす者にとっても、耐えがたいことです。
 報道で見る被災地は、極々一部の様子であり、復興も順調に進んでいるかのように見えましたが、生きるためになくてはならない水ですら震災から7か月半も経った現在でも使えない所があり、また、倒壊した家屋が未だにそのままになっているなど、復興どころか復旧も殆どしていない現状を目の当たりにして大変ショックを覚えるとともに、考えさせられました。
 現代社会に於いては、個人でもSNSなどにより状況等を発信することが出来ますから、こうした輪を広げて訴え続けていくことが、早期復興への一つの道だと思います。
 私自身も積極的にSNSで声を大にして行きたいと思っています。
 被災地の皆様が、一刻も早く通常の当たり前の生活ができるようになりますようお祈り致します。

印象に残ったエピソード:
伝聞ではなく、実際に被災された方の生のお声をお聞きしながらガイドをして頂くので、身につくことが多かったと思います。
ご説明の中で、日頃の近隣住民との良好な人間関係が避難場所等、全ての面でプラスになる旨のお話をお聞きし、大変勉強になりました。

今後参加を検討される方へのメッセージ:
被災地の見学は何となく気が引けますが、被災地の現状を知り、そして自分自身を知ることのできる絶好の機会だと思います。少しでも多くの方にご参加していただきたいと思います。

案内コースの概略を説明するガイド 復興支援ツアー

その他のコメント:
リブート珠洲様のご活躍を期待しています。

タブレットで以前の写真を見せるガイド 復興支援ツアー

この度はリブート珠洲の復興支援ツアーにご参加いただき、誠にありがとうございました。フルヤ様が現地で感じた驚きや考えを共有いただき、私たちも大変励まされました。今後とも能登の復興を応援いただけると幸いです。

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