復興支援ツアー

復興支援ツアー 海岸隆起と地形変化コース

能登半島の大地が動いた日

2024年1月1日に発生した能登半島地震により、珠洲市沿岸部では最大4mの海岸隆起が発生し、劇的な地形変化をもたらしました。このツアーでは、海底から突然現れた新しい陸地、干上がった漁港、沈下した海岸線やそして数万年の地質活動が一瞬で可視化された現場を巡ります。
地球のダイナミズムを肌で感じ、自然の力と人間の営みの関係を深く考える特別な体験をお届けします。ジオツーリズム(地形を学び、地域とつながる旅)にご関心のある方に特におすすめです。

コース概要

1. 珠洲市外浦の大規模隆起現場

– 地震で隆起し、海底が完全に陸地化した海岸を間近で観察します。
– 露出した岩礁帯、新しい「地形」が誕生した現場を歩きます。


2. 干上がった83カ所の漁港

– 「ほとんどの漁港」が干潟化し、漁業が一時不可能になった現場
– 港としての機能不全、その影響と住民の語る生の声を聞きます

3. 内浦側の沈下地域など

– 消えた海水浴場、浮いた橋
– 内浦側では相対的沈下を体験できる場所にも立ち寄り、沈降による浸水リスクについて現地案内。
– 2kmにわたって発生した2m段差

4. 崩落し続ける山肌

– 新第三紀の堆積岩が主体の泥岩や砂岩の互層で、風化しやすく崩れやすい性質
– 岩盤や土層に無数の亀裂が発生し、今後も数年間は継続する可能性

海岸隆起と地形変化コース

* 集合場所: 見附島駐車場
* 所要時間: 約2時間30分
* 出発時間: AM 9:30 PM 13:30
* 料金: 復興支援ツアー料金、コース料5,000円/申込
* 参加人数: 最低2名~最大5名まで
* 「復興支援ツアーお申込みフォーム」よりお申し込みください
※雨天などにより海岸線が危険な場合は行程を変更する場合があります。
※団体のお申込みはできません

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