能登半島最先端の聖地・珠洲市三崎町寺家で、津波被害の実相と地域の絆の力を体感します。被災した文化財と復興への取り組みを通じて、防災の大切さと地域コミュニティの強さを学ぶ2時間30分の特別な復興支援ツアーのスペシャルコースになります。
コース概要
須須神社キリコ倉庫拝観
津波被害を受けながらも守られた日本最大級の寺家キリコを見学(倉庫内)します。地震で第一鳥居や灯籠が倒壊した須須神社の被災状況と、高さ16.5メートル、重さ4トンの巨大なキリコ4基が津波に耐えた奇跡についてご案内いたします。
被災した翠雲寺 ご住職のお話と馬頭琴演奏
能登半島地震で被災した翠雲寺にて、住職による心に響く馬頭琴演奏(約2分)と、震災体験や復興への思いをお聞きします。被災地の寺院が果たす精神的支柱としての役割についても学べます。
寺家の美しい海岸線
珠洲岬の海沿いから眺めます。美しい海岸線として保たれているこの場所から、珠洲市が歩んだ歴史と地域の未来への思いを感じ取っていただけます。
津波跡・倒壊建物跡見学
寺家地区の40戸90人ほどが暮らす集落の大部分が倒壊した被災現場を見学します。しかし、東日本大震災以降の避難訓練により「誰一人けがをしなかった」奇跡の避難について、防災意識の重要性と地域の絆の力を学びます。
ガイド紹介
出村正幸(でむら まさゆき) 珠洲市三崎町寺家在住の地域史研究家として、長年にわたり寺家の歴史と文化の保存・継承に取り組んでいます。能登半島地震では地域住民の避難支援に尽力し、現在は震災遺構の保存活動や復興に向けた地域づくりに積極的に関わっています。
珠洲市三崎町寺家コース
* 履行条件: 要予約(下にある予約日確認フォームよりご確認ください)
* 集合場所: 寺家パーキング
* 所要時間: 約2時間30分
* 料金: 復興支援ツアー料金、コース料5,000円/申込、キリコ拝観料 300円/人
* 参加人数: 最低2名~最大10名まで
* 専門ガイド: 出村正幸
※団体のお申込みはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
※寺家パーキングは仮設トイレになります。あらかじめ道の駅などでトイレなどにお立ちよりください。