参加者の声

珠洲市の復興の現場を訪れて知った珠洲の今と人々の思い

兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科ご一行が体験した珠洲の現実と復興の歩み

ツアーご参加日:2024-09-12

9月12日、リブート珠洲の復興支援ツアーに参加しました。午前中からお昼過ぎにかけて、リブート珠洲の篠原代表と宮口さんの案内で、被災地を訪問しました。元旦の地震で受けた被害が未だに残る現実に驚きつつも、当時の状況を詳しく聞くことで、災害直後の混乱と緊張感をリアルに感じることができました。

現地では公費による解体作業が進んでいましたが、全体としては非常に静かで、工事の音もほとんど聞こえない状況でした。復興が進む中、これほど静まり返った被災地の光景が強く印象に残っています。

お昼は、中小企業基盤整備機構の支援を受けてオープンした「すずなり食堂」でいただきました。予約をしていただいたおかげでスムーズに食事を楽しむことができましたが、店内は多くの地元の方々や災害復興関係者で賑わっていました。地元の人々の日常が少しずつ戻っていることを感じましたが、まだ多くの課題が残っていることも実感しました。

昼食後には、被災した民宿の再建についてお話を伺い、その後も宮口さんや篠原さんから被災地の現状や復興の取り組みについて詳しく説明を受けました。今回のツアーを通じて、被災地のリアルな現実と復興への強い意志を肌で感じることができ、私たち参加者全員の心に深く刻まれた貴重な体験となりました。


この度は、リブート珠洲の復興支援ツアーにご参加いただき、誠にありがとうございました。被災地の現状を体感し、地元の皆さまの思いを共有していただけたことを大変嬉しく思います。皆さまの訪問が、珠洲の復興への大きな励ましとなりました。心から感謝申し上げます。

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