宝立小中学校の9年生が「ふるさと珠洲科」の一環として行った復興支援ツアーでのガイド体験についてご紹介します。地元の魅力を発信する若者たちの姿に、珠洲市の未来への希望を感じた素晴らしい活動です。
「ふるさと珠洲科」とは?
「ふるさと珠洲科」は、宝立小中学校が地域学習として取り組む独自の教科です。この教科では、珠洲市の自然や文化、歴史、産業などをテーマに学び、生徒たちが地域への理解を深めるとともに、郷土愛や地域貢献の意識を育むことを目指しています。
各学年ごとにテーマが設定されていますが、9年生では、「珠洲の未来への提言」をテーマに、地域の現状を深く掘り下げ、その魅力や課題について考えます。今回のガイド体験も、この学びを実践する貴重な機会となりました。
ガイド体験で珠洲市を発信!
先日、9年生が復興支援ツアーに参加し、観光名所「見附島」や珠洲市の現状についてツアー参加者に案内しました。5分程度という短い時間ながらも、一人ひとりが自分の言葉で地元の魅力を伝える姿は印象的でした。
緊張しながらも懸命に説明する姿勢に、ツアー参加者からは「若い世代がこうして地域に関心を持ち活動していることが素晴らしい」という声が寄せられました。
生徒たちの感想と成長
ガイド体験後、生徒たちは次のような感想を述べていました:
「緊張したけれど、とてもいい経験になった」
「珠洲に興味を持っている方がいてうれしかった」
普段何気なく見ている地元の風景や歴史も、外部から訪れる人々には新鮮で魅力的だということを実感したようです。また、この経験を通じて、自分たちも地域社会で役割を果たせるという自信を得たようでした。
リブート珠洲から見た可能性
私たちリブート珠洲は、このような若い世代による地域活動に大きな期待を寄せています。「ふるさと珠洲科」を通じて得た知識や経験は、生徒たち自身だけでなく、地域全体にもポジティブな影響を与えるでしょう。3人しかいない9年生、特に今回のガイド体験では、生徒たちが自分たちの言葉で地元を発信することで、訪問者との新しいつながりが生まれた気がします。
最後に、今回ガイド体験をしてくれた9年生のみなさん、本当にお疲れさまでした!
皆さんのおかげで、ツアー参加者だけでなく私たちも元気と希望をもらいました。「ふるさと珠洲科」で培った知識や経験を活かしながら、自分たちのふるさとへの誇りを持って成長していってください。
リブート珠洲ではこれからも地域住民や次世代とともに歩みながら、珠洲市の魅力発信と復興支援活動に取り組んでまいります。
今後ともよろしくお願いいたします!