ちょっと関西風のノリが漂うお二人です
地元にゆかりがあるお二人が京都から被災地ツアーに参加されました。お一人は母方の親戚が珠洲で、もう一方は珠洲で幼少期を過ごされました。能登半島地震で大きな被害を受けた珠洲市を見学してまわることで、「もう8か月やで」と、その復興の進み具合が遅いことと、何とか故郷をしなければという思いを持たれたようです。
お二人のガイドを務めさせてもらって、珠洲で被災した人だけど、移住してきた人の案内と説明はある意味とても分かりやすく勉強になりました。という言葉を頂きました。珠洲にゆかりがある人を案内させて頂いて、私もどこか胸を打つ日でした。
なお、本日(2024年8月10日)は見附島で鎮魂の花火大会が開催されました。お一人は関西珠洲会の方で花火大会の主催者でもあります。旧暦の七夕にあたるこの日、石川県珠洲市の見附島で、特別な花火が打ち上げられました。この花火は、能登半島地震で亡くなられた方々への思いを込めたもので、地元にとって忘れられない夜となりました。
見附島を「あの世とこの世を橋渡しする船」と見立て、犠牲者の方々への慰霊の花火を企画しました。準備された花火は、珠洲市で亡くなられた方々の人数に合わせた111発。地元の人々や遺族が見守る中、彼らの思いが込められたメッセージが心にしみる鎮魂歌とともに海岸で響き渡り、花火が夜空を彩りました。
このイベントは、地元の方々にとって、悲しみを超え、希望を抱くための大切な時間となりました。珠洲市の見附島で行われたこの特別な花火は、これからも地域の心に残り続けるでしょう。