リブート通信

陸上自衛隊に感謝を込めて:珠洲市での8か月の支援活動を振り返る

能登半島地震からの復興を支えた自衛隊の皆さんの温かい手と心に感謝を

復興支援ツアーの参加者の声ではありませんが、ここに陸上自衛隊への感謝の意を込めてご報告させて頂きます。

8か月という長い時間、陸上自衛隊の皆さんが珠洲市に寄り添い、支え続けてくれたことに、改めて感謝の気持ちがあふれてきます。能登半島地震で大きな被害を受けた私たちの街は、たくさんの試練を乗り越えてきましたが、その間、いつも私たちのそばにいてくれたのが自衛隊の皆さんでした。

震災直後、避難所に向かうときにすれ違った自衛隊隊員の皆さん

地震発生直後の混乱と不安の中で、自衛隊の方々が駆けつけてくれたときの安心感は、今でも鮮明に覚えています。がれきの中から命を救い出し、必要な物資を運び、避難所では温かい食事を提供してくれました。中でも、心身ともに疲れ切った人々にとって、自衛隊による入浴支援は何よりもありがたいものでした。あの温かいお湯に浸かる瞬間が、どれだけの人の心を癒したことでしょうか。

避難所のオアシス、第一〇三補給大隊の東乃湯

先日、その自衛隊の皆さんが珠洲市での活動を終えて帰路に就かれました。涙を浮かべながら彼らを見送る市民も多くみられました。8か月という長い時間、彼らの温かい手が私たちの生活を支え、その存在が大きな心の支えでもありました。

何度も避難所を訪れてくれた陸上自衛隊音楽隊等の演奏

自衛隊の皆さんと共に過ごした日々は、決して簡単には忘れられるものではありません。市民一人ひとりが、彼らの姿に「ありがとう」を何度も繰り返し、感謝の気持ちを胸に刻んでいたことでしょう。

2024年9月2日 自衛隊支援活動 終了セレモニー 市長挨拶および自衛隊代表挨拶

陸上自衛隊の皆さん、本当にありがとうございました。あなたたちの優しさと尽力が、珠洲市全体にとってどれだけ大きな励ましであったか。これからも、私たちはその思いやりを胸に、この街で前を向いて生きていきます。

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