ツアーギャラリー宝立町

見附島

変わり果てながら放つ、復興のシンボルとして力強い存在感

震災前の見附島は能登半島のシンボル「軍艦島」として有名。高さ約29mの珪藻土の岩肌が特徴で、弘法大師ゆかりの地として知られ、潮が引くと渡れる神秘的な景観が魅力でした。風化による自然の造形美が多くの観光客を惹きつけ、縁結びの鐘が設置された砂浜からの眺めは絶景でした。
2024年能登半島地震で南東側が大規模崩落。津波で砂浜や縁結びの鐘が流失し、軍艦のような鋭いシルエットは丸みを帯びました。現在は復興のシンボルとして、変わり果てた姿ながらも海から突き出す力強い存在感を残しています。

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